公開レッスン全5回中1回目約6分で読めます
備えは何のためのお金か、何のためではないか
もしもの備えは、予算の中で唯一、ほとんどの時間「何もしないこと」が役目のお金です。このレッスンでは、備えを使ってよいものとそうでないものの線引きをします。目的があいまいな備えは、たいていその場で急ぎに感じた何かに使われてしまうからです。
備えを使う3つの場面
予定外の修理:給湯器、車、仕事で使うノートパソコン。収入の空白:入金の遅れ、予定より早い契約終了、転職の合間の数週間。自分で選んだわけではない移動:家族の緊急事態、葬儀、遠方の病院へのお見舞い。
これらには2つの共通点があります。タイミングを自分で選べないこと、そして払わないこと自体に代償があることです。これが判断の基準です。
備えを使わない3つの場面
計画していた旅行(たとえ安くても)。セール(たとえお得でも)。プレゼント(たとえ大切な人へのものでも)。どれも価値のあるものですが、予想外の出費ではありません。それぞれ期日を決めた目的別口座で用意すべきもので、それを扱うのが目標づくりのコースです。
厳しく線を引く理由はシンプルです。計画していたものに備えを使うたびに、次の予定外の出費はカード払いになるか、誰かに頼ることになるからです。
一文のルール
目につく場所にこう書いておきましょう。「備えは、自分で選んだのではなく、先延ばしにもできないものに使う」。この文のどちらか一方でも当てはまらない買い物は、専用の口座が貯まるまで待ちます。
レッスン2では、このルールを具体的な金額にします。目安のルールではなく、ご自身の数字から出した、毎月の固定的な支出1か月分です。
まとめ 備えを使ってよいかどうかの明確な基準ができました。レッスン2では、ご自身の毎月の支出から最初の目標額を決めます。